自然薯栽培

CULTIVATION

真心をこめた分だけ
自然薯が応えてくれる。
芋目線の自然薯づくりをしています。

ちょっとしたことが、違いになることもある。
だから怖いしおもしろい。

美味しい自然薯になるように真心を込め、自然薯に良い環境を作ることに尽きます。例えば養分をたくさん作れるようにするためには、光合成が必要です。そのためには葉っぱをできるだけ繁らせてあげたい。そのためにしてあげられることを考えて工夫します。どれだけ細かな所まで一つ一つ目を配ってあげられるかを大切にしています。

   

土づくりには、もみ殻くん炭を使い、化学肥料や農薬はなるべく使わないように心がけています。自然薯は土の香りがすると言われるほど、その土の養分を吸収して育つので、余分なものは土に入れたくはありません。土づくりには自然のものだけを使うように徹底しています。

自然薯は季節ものなので、年に一回しか栽培ができません。
その年に経験したことを次の年にしっかり活かすことが必要です。こうしたら大きく育つ、ここを変えたら粘りが良くなった、ということを一つ一つ、コツコツと試しながら、やったことに自然薯が応えてくれるのを楽しみながら地道に栽培しています。

EPISODE

限られた畑の中で、大きくて美味しい自然薯を少しでも多く収穫できるように試行錯誤しています。
自然相手のことなので、台風だったり猪だったり、畑に影響を与えることは多々あります。特に猪は自然薯が大好物なので常に狙っています。作りはじめたばかりの頃、番犬替わりになっていた近所の犬がいたんですが、台風のために犬を屋内に避難したことがありましたが、たったその一晩で畑の自然薯が食べられてしまったことがありました。そういうことも一つの経験として次に活かし、雨風の影響を受けにくいような工夫や獣害の被害を受けないような工夫をしています。